胎児から成人までの一貫した教案誌 個人的な学び・家庭集会にも最適

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 このコーナーは聖書の光の子どもデボーション (子どもだけでなくてもいいのですけれど…)のページをそのまま載せてあります。自由にコピーしてフリガナをつけたり、文字の大きさを変えたり、言い方を変えたり、 みなさんのクラスの子どもたちに合わせてアレンジして使ってください。

 アブラハムが100歳の時、神さまは子どもを与えてくださいました。生まれた男の子はイサクという名前をつけられました。

6月21日(日)創世二二1〜2

 神さまはアブラハムをテストされました。それはとても厳しく辛いテストでした。愛する息子をいけにえとしてささげるなんて、なんと従うことの難しい命令でしょうか。私たちは、自分にはそんなことは絶対にできないと思います。でもどうしてですか、と思うことも信じる生活には起こってくるのです。

6月22日(月)創世二二3〜5

 アブラハムは静かに神さまに従いました。従者二人を残して言った「私と子どもは礼拝をしてまた戻ってくる」という言葉に、アブラハムの信じる思いがありました。イサクをささげてしまっても、神さまはアブラハムに与えてくださった約束を果たすため、二人で戻れるようにしてくださることを信じていました。

6月23日(火)創世二二6〜8

 イサクは不思議でした。ささげものをするための火や薪、小羊を殺す刃物はあるのに、肝心の小羊がいないからです。でもアブラハムの「神さまが用意してくださる」という言葉に、神さまはささげるものも与えてくださるお方なのだとイサクは思いました。

6月24日(水))創世二二9〜12

祭壇の上でイサクは、お父さんが強い覚悟で自分をささげようとしているのを感じました。けれどもその強い覚悟を天使が止めました。神さまは、アブラハムが自分の愛する大切なたった一人の息子を惜しまないでささげる姿を見ました。アブラハムが神さまにどこまでも従うものだと認められました。

6月25日(木)創世二二13〜14

神さまに対するアブラハムの信頼する姿を見て、神さまはイサクをお返しくださいました。アブラハムが信じてイサクに伝えた通り、神さまがささえるいけにえの雄羊を用意してくださいました。二人は雄羊を祭壇の上で焼いて、神さまを礼拝しました。

6月26日(金)創世二二15〜19

アブラハムが神さまに愛する息子をささげることによって、アブラハムは自分のすべてをささげることを惜しみませんでした。だから神さまは「あなたの子孫を増やす」とあの約束をさらに誓われました。神さまが祝福してくださるように、人も神さまに従いついていく、呼びかけに応える関係が私たちにとって何よりの幸いなのです。

6月27日(土)創世二二15〜19

アブラハムが信じたように、親子そろって従者たちのところに帰りました。神さまの愛は、私たちがささげていけるように多くの祝福をくださるのです。

 将来結婚したいですか?どんな人と?今から神さまに結婚のためにお祈りしてみませんか。

6月28日(日)創世二四1〜4

 大人になったイサクに、アブラハムはお嫁さんを探すことにしました。そこで一番信頼しているしもべに、アブラハムのふるさとで探してくるようお願いしました。お嫁さんになる人は、アブラハムとイサクが信じる神さまを信じる人でなければなりません。一緒に神さまを礼拝することが生活の中心だからです。カナンにはそういう人はいませんでした。

6月29日(月)創世二四5〜9

 お嫁さんは、カナンに来てくれる人でなければなりません。なぜなら、神さまはアブラハムの子孫にカナンの地をくださると約束してくださったからです。だからアブラハムは神さまが天使を遣わして、しもべにお嫁さんを見つけさせてくださると信じていました。

6月30日(火)創世二四10〜14

 しもべは旅をしながらどんなお嫁さんがいいか考えていたのでしょう。そして神さまにこう祈りました。「私にだけでなく、お願いしなくても、らくだにも水をくれる娘をイサクのお嫁さんにしてください」。しもべだけでなく、らくだのために水を汲み続けることができる働き者で思いやりのある娘こそ、イサクにふさわしいと思ったのです。

7月1日(水))創世二四15〜21

 神さまはしもべが祈りを終える前に祈りの答えをくださいました。リベカという娘が水汲みにやってきました。リベカにしもべが水を飲ませて欲しいとお願いすると、彼女はすぐに水がめの水を差し出しました。それだけでなく、進んでらくだのために何度も水を汲みに行き、何頭もいるらくだに水を飲ませたのです。神さまに祈った通りのことが起こりました。

7月2日(木)創世二四22〜28

 しもべは彼女がアブラハムの親戚の娘だと知った時、ひざまずきました.そして神さまにひれ伏して感謝のお祈りをしました。神さまは祈った通りの娘に出会わせてくださり、それも親戚の娘だったからです。神さまはイサクのお嫁さんを用意してくださっていました。

7月3日(金)創世二四50〜53

リベカの家族は「このことは神さまから出たことだから、リベカをイサクのお嫁さんにしてください」と言って賛成しました。しもべは神さまがなさることにひれ伏すばかりでした。

7月4日(土)創世二四54〜61

リベカはこれが神さまの計画だと信じました。それで家族との別れの時間を持たないで家を出ました。こうしてしもべは、イサクのお嫁さんを連れて帰ることができました。

 捨てちゃってから、あれが必要だったと思うことはありますか。本当に必要なものが何かを知ることができますように。

7月5日(日)創世二五19〜21

 イサクとリベカにはなかなか子どもが生まれませんでした。イサクは神さまに「子どもを与えてください」と一生懸命お祈りしました。結婚したら当たり前のように子どもが生まれるのではありません。命は神さまがくださる贈り物です。

7月6日(月)創世二五22〜23

 リベカのお腹の中に赤ちゃんが与えられました。神さまはリベカに、お腹の中には双子がいて、弟がお兄さんよりも偉くなると教えてくださいました。リベカはどういうことか考えながらその言葉を忘れませんでした。

7月7日(火)創世二五24〜26

 双子は元気に生まれました。最初の子どもエサウは赤くて毛むくじゃらでした。後から出てきた弟ヤコブは、まるで自分が先に出たかったとでもいうように、兄のかかとをつかんでいました。この時お父さんのイサクは60歳で、結婚して20年経ってやっと与えられた子どもたちでした。

7月8日(水))創世二五27〜28

 双子は全く正反対の性格でした。お父さんはお兄さんを、お母さんは弟を可愛がりました。兄弟の間には、どちらの親からももっと愛されたいという思いがあったかもしれません。神さま、あなたが私を愛してくださっていることがよくわかりますように。

7月9日(木)創世二五29〜32

 エサウは一日中働いてヘトヘトでした。とにかくご飯を食べたかったのです。ヤコブに煮物と交換で長子の権利をほしいと言われても、本当にしても良いのかよく考えることができませんでした。

7月10日(金)創世二五31〜32

 ヤコブが欲しいと言った長子の権利は、神さまがいつも共にいて守ってくださり、今は1つの家族ですが、やがて増え広がって1つの国民になるという約束です。おじいさんのアブラハム、お父さんのイサク、そしてエサウへ受け継がれる祝福です。でもお腹の空きすぎたエサウにはそれはどうでも良いものにしか思えませんでした。

7月11日(土)創世二五33〜34

 弟ヤコブはお兄さんの権利を狙っていました。自分が神さまの祝福を受け継ぎたいと考えていました。反対にお兄さんは、長子の権利がどんなに大切なものかを考えることなく、弟に売ってしまいました。与えられているもののすばらしさを知らないと私たちは簡単に捨ててしまうものです。

 もうすぐ夏休み、楽しく過ごせますように。ところでもし一人でお泊まりするとしたらどんな気持ちになりますか。

7月12日(日)創世二八10〜11

 ヤコブはお父さんをだまして、お兄さんがもらうはずの神さまの祝福を横取りしました。怒ったお兄さんから逃げるため、一人で家を離れることになりました。ずっとほしいと思っていたものをついに自分のものにできました。でもお兄さんとの関係は壊れてしまいました。

7月6日(月)創世二八11〜12

 旅の途中にはホテルや旅館はありません。夜空を見上げながら石を枕にしてヤコブは地面に寝転がりました。ヤコブはひとりぼっちでした。すると夢を見ました。天と地が階段でつながっているのが見えました。そして天使がその階段を登ったり降りたりしていました。遠くて近づけない天国の方から近づいてきてくれたのです。

7月7日(火)創世二八13〜14

 神さまがヤコブのそばに来て約束してくださいました。「あなたに多くの土地と多くの子どもたちを与えよう。そしてあなたと子どもたちを通して、神である私が一緒にいることの幸せを他の人たちにも知らせよう。」ヤコブが横取りした祝福なのに、神さまはそれをヤコブに与えると言われました。

7月8日(水))創世二八15

「あなたはひとりぼっちではない。私がずっと一緒にいて、あなたを守り、絶対に見捨てない。」と神さまは言われました。なんてすばらしい約束でしょうか。神さまがずっと味方でいてくれるのです。なんにも持っていなくても神さまが一緒だから心配ないのです。

7月9日(木)創世二八16〜17

 目を覚ましたヤコブはうれしくなりました。神さまが本当におられたんだと知ったからです。もうひとりぼっちではないのです。神様がずっと一緒です。神さま、私とも一緒にいてくださることを信じることができますように。

7月10日(金)創世二八18〜22

 ヤコブは、枕にしていた石を立てました。そこにベテルという名前をつけて、神さまと出会ったことを忘れないための大切な場所にしました。そして石に油をそそいで、「私もあなたについていきます」と神さまを礼拝しました。

7月11日(土)創世二八18〜22

 ヤコブはお祈りしました。「神さま、あなたについていきますので、約束通り私とずっと一緒にいてくだい。どうぞ私を守ってください。生きていけるようにご飯や必要なものを与えてください。そして家族のもとに無事に帰らせてください。」

 何か悪いことが起こると、神さまの罰じゃないかと不安になります。でも神さまは罰を与えるお方ではありません。

7月19日(日)創世二九15〜20

 ヤコブは無事に親戚のおじさんの家に辿り着きました。そしておじさんの家で働くことになりました。おじさんが「働いた分の給料をあげよう」と言ったので、ヤコブは「ラケルをお嫁さんにください。そうしたら7年働きます。」とお願いしました。ラケルと結婚できるのがうれしくて、どんな仕事もがんばれました。7年はあっという間に感じられました。

7月20日(月)創世二九21〜25

 7年後、ヤコブはおじさんにだまされて、ラケルではなく姉のレアと結婚させられてしまいました。自分がお父さんをだましたから、こんな目にあっているのかもしれないとヤコブは思ったかもしれません。でも神さまはヤコブをこらしめようとしたのではありません。ヤコブが神さまにずっと信頼して歩んでいくために、辛いことも経験させたのです。

7月21日(火)創世二九26〜27

 ラバンは最初からヤコブと二人の娘を結婚させようと考えていたのかもしれません。ヤコブをだまして二人の娘と結婚させ、ヤコブを都合のいいように利用しようとしたのです。ヤコブはさらに7年働くことになりました。7月22日(水)創世二九28〜30 ヤコブは1週間後、ラケルとも結婚することができました。ラケルと結婚して幸せになれると思っていたのに、思いがけずレアとも結婚し、すべて思い通りというわけではありませんでした。

7月23日(木)創世三一1〜13

 ヤコブは20年間ラバンおじさんのところで働きました。けれどもラバンはヤコブのことを悪く見るようになりました。すると神さまが「ふるさとに帰りなさい。私があなたと共にいるから」と言われました。ヤコブはラバンに何度もだまされましたが、神さまに守られてきたことを感じました。

7月24日(金)創世三一14〜16

 ラケルとレアは父親のラバンから離れることに賛成しました。神さまが言われることはなんでも従うのがいいと思いました。レアとラケルはヤコブを取り合い、よく争っていました。でも神さまは、この時ヤコブの家族を一つにしてくださいました。

7月25日(土)創世三一14〜21

 ヤコブはたくさんの財産を持って家族とラバンおじさんの家を出ました。おじさんに見つかったら連れ戻されてしまうかもしれません。ヤコブと家族が頼れるのは共にいてくださる神さまだけでした。

 夏休みに入りましたね。事故なく楽しい夏休みを過ごせますように。

7月26日(日)創世三二1〜3

 ヤコブは、追いかけてきたラバンおじさんと仲直りをしました。おじさんはヤコブと娘たち、孫たちに「幸せになりなさい」と言って帰りました。ヤコブは目の前に天使たちがいるのを見ました。自分たちが守られていることを知りました。

7月27日(月)創世三二4〜13

 ヤコブはお兄さんと仲直りしたいと思っていました。でもお兄さんはゆるしてくれないかもしれません。心配で不安でたまらないヤコブは神さまにお祈りしました。「神さま、私はお兄さんが今も怒っていて、仕返しをされるのがこわいです。どうぞ私を救ってください。」もう自分ではどうしようもなくても、神さまは私たちのお祈りに答えてくださいます。

7月28日(火)創世三二14〜22

 ヤコブはお祈りをした後もまだ不安でした。「そうだ。たくさんの贈り物をしよう。そうすればお兄さんの心がおだやかになって、きっとゆるしてもらえるだろう。」ヤコブは贈り物を自分よりも先に出発させました。

7月29日(水)創世三二23〜25

 ヤコブは家族と川を渡りました。そして一人川のそばに残りました。一人になりたかったのです。すると見知らぬ人が現れて、ヤコブと相撲をとりはじめました。その人は神の使いでした。ヤコブが「もう何もかも神さまにおまかせしよう」と心から信頼するようになるために、神さまが戦われたのです。

7月30日(木)創世三二26〜27

 いつまでも勝負が決まらないので、神の使いはヤコブの足を打ちました。ヤコブは足に力が入らなくなり、戦えなくなりました。けれどもヤコブは男の人を放しませんでした。今この人に「あなたはこれからも大丈夫だ。私があなたと一緒にいる。」と言っていただかなければやっていけないと思ったのです。

7月31日(金)創世三一28〜30

 ヤコブは神さまから「イスラエル」と言う新しい名前をいただきました。出し抜いたり押し除けたりして生きてきたヤコブが、神さまに頼って生きる新しい人にされました。

8月1日(土)創世三一31〜33

ヤコブは足を引きずっていました。もう戦えません。でもお兄さんを怖いと思う気持ちはありませんでした。神さまが一緒にいてくださるからです。

 私は子どもの頃、あまり怒られることのない兄が怒られるのを見るとニヤニヤしていました。どういう感情なのでしょうね……。

8月2日(日)創世三七1〜4

 ヨセフは12人兄弟の11番目です。お父さんのヤコブは兄弟の中で一番ヨセフをかわいがりました。たとえば高価な長袖の服をヨセフだけに着せていました。お兄さんたちはヨセフがねたましくて憎らしくてたまりませんでした。神さま、人をねたむ私たちを助けてください。

8月3日(月)創世三七5〜11

 ヨセフは自分が家族のだれよりも偉くなる夢を見ました。昔イスラエルでは、夢が未来のことを教えてくれると考えられていたのです。お兄さんたちは「お前が俺たちより偉くなるとは、なんていまいましい夢だ。」ととても怒りました。でもこの夢には本当に神さまの計画が隠されていたのです。

8月4日(火)創世三七12〜17

 お兄さんたちは羊の世話をしていました。羊の草があるところを探しながらどんどん遠くへ行きました。お父さんはお兄さんたちのことを心配してヨセフに様子を見に行かせました。お父さんはお兄さんたちのことも大切に思っていたのです。

8月5日(水)創世三七18〜20

 ヨセフを見たお兄さんたちは言いました。「ヨセフが来るぞ。いいチャンスだ。ここで殺してしまおう。そうしたらあの夢の通りにはならないぞ。」ねたみと憎しみの心は人を傷つけることばかり考えてしまうのです。

8月6日(木)創世三七21〜24

 一番年上のルベンが言いました。「ヨセフを殺してはいけない。そこの穴に投げ込んでこらしめるぐらいにしておこう。」ルベンはヨセフを助け出すつもりでした。それにお父さんを悲しませたくなかったのです。こうしてヨセフは深い穴の中に投げ込まれました。

8月7日(金)創世三七25〜27

 4番目のお兄さんのユダが言いました。「ヨセフは血のつながった兄弟だ。殺さないでエジプトに行く商人に売ってしまおう。」お兄さんたちは、生意気なヨセフがいなくなればせいせいすると思ったのです。でも本当にそうでしょうか。

8月8日(土)創世三九28〜34

 ヨセフはお金でエジプトの商人に売られてしまいました。お兄さんたちは、お父さんに血のついた服を見せて、ヨセフが動物に噛み殺されてしまったに違いないと思わせました。ヨセフを売ってお兄さんたちの心は晴れたでしょうか?いいえ。それどころかだれにも言えない秘密を抱えて長い間苦しむことになったのです。

 神さまが共におられるならどうして?そう思うことも私たちの生活には起こります。

8月9日(日)創世三九1〜4

 ヨセフを買ったのは、王さまを守る兵隊の隊長でした。ヨセフはその家で奴隷として働くことになりました。ヨセフはだれとでも仲良く働き、賢くまじめで、任されたことをちゃんとやり遂げました。神さまが共におられたからできたのです。ヨセフはお父さんの時と同じように主人にとてもかわいがられました。

8月10日(月)創世三九5〜6

 主人、安心してヨセフに家のことを任せました。ヨセフは家の大切なお金を何に使うかを考えたり、働いている人にお給料を渡したりもするようになりました。神さまが祝福されたので、畑は増え、働いている人は満足し、主人はさらにお金持ちになりました。

8月11日(火)創世三九7〜10

 主人の奥さんは、かっこいいヨセフのことを好きになりました。そして毎日ヨセフに言い寄ってきました。でもヨセフはそれでいい気になったり、悪いことに手を出したりしませんでした。罪を犯すことのないように、神さまに守られていました。

8月12日(水)創世三九11〜17

 主人の奥さんは自分の言いなりにならないヨセフに腹を立てました。奥さんはみんなにヨセフが自分に悪いことをしようとしたと言いました。正しいことをしていても、罪を犯していなくても、悪い結果になることがあります。でもそれで終わりではないのです。

8月13日(木)創世三九18〜20

 主人は、心から信頼していたヨセフに裏切られたと思い怒りました。今まで良いことをしてきたヨセフよりも、奥さんの言葉を信じたのです。ヨセフは牢獄に入れられてしまいました。神さまが共にいてくださるから悪いことが起こらないというわけではないのです。

8月14日(金)創世三九21

 ヨセフは、今度は牢獄の中で、牢獄長に気に入られ信頼されました。共におられる神さまが、ヨセフのことをどこにいても愛される人として導いてくださいました。

8月15日(土)創世三九22〜23

 牢獄には乱暴者や口の悪い者たちもいたでしょう。王さまのそばで働いていた役人もいました。牢獄長はヨセフにそういう囚人たちのお世話係をすっかり任せて、何も心配しませんでした。ヨセフは囚人たちの話を聞いたり、ケンカの仲直りをさせたり、牢獄の中でも忙しく働きました。失敗がなかったわけでないでしょう。でもいつも神さまがヨセフのすることをよく導いてくださいました。

 ヨセフは長い間牢獄で過ごしました。牢獄から出るには、神さまの時を待つ必要がありました。

8月16日(日)創世四一1〜8

 ファラオは気味の悪い夢を見ました。これから悪いことが起こるのではないかと心がざわざわしました。そこでどうしても夢の意味を知りたいと思いました。ところがエジプト人の中にその夢の意味を説明できる人はいませんでした。

8月17日(月)創世四一9〜13

 王さまに飲み物を注いで、食べ物に毒が入っていないか確認する役人が言いました。「王さま、私は夢を説明できる人を知っています。彼は私の夢を解き明かし、その通りになりました。」ヨセフのことでした。

8月18日(火)創世四一14〜16

 ヨセフはファラオに呼ばれました。ファラオはヨセフに夢の意味を教えてほしいと言いました。ヨセフは言いました。「王さま。私ではありません。神さまが教えてくださいます。」ヨセフは牢獄の中でも人の夢の意味を解き明かしてきました。けれどもそれが自分の力だと思うことも、それができるからと偉そうにすることもありませんでした。

8月19日(水)創世四一17〜32

 ファラオは二つの夢を見ましたが、意味は1つでした。これからエジプトに大飢饉が起こることを夢で神さまが知らせてくださったのです。飢饉というのは、畑にたねを撒いても何も育たないのです。そんなことが7年も続いたら、国中の人が食べるものがなくなって死んでしまいます。でもそれが起こる前に知れるなら、そのための準備ができるのです。

8月20日(木)創世四一33〜37

 ヨセフはファラオに言いました。「王さま、今すぐに飢饉に備えるための知恵を持っている人を探してください。その人をリーダーにして、7年後にやってくる飢饉のために国中の食べ物を集めておくようにしたら、みんな生きていけると思います。」。ヨセフの言葉をみんな信じ、その通りだと思いました。

8月21日(金)創世四一37〜42

 ファラオはヨセフにこれからのことを任せることにしました。ヨセフはファラオの次に偉いリーダーとなって、国中の食べ物を集める仕事をするのです。神さまが共におられるヨセフは、今度はファラオに心から信頼され、国の全てを任されました。

8月22日(土)創世四一43〜45

 ヨセフは人々にひざまずかれるほど偉い人になりました。またエジプト人の女の人と結婚しました。ヨセフははじめ奴隷で、その次は囚人でした。でも今はエジプトの大臣になりました。

 食べ物を買いにやってきたお兄さんたちは、ヨセフと知らないでヨセフにひれ伏しました。昔ヨセフが見た夢の通りになりました。

8月23日(日)創世四四1〜5

 ヨセフは家来に、お兄さんたちにたくさんの食料と銀を入れた袋を用意させました。ところが弟のベニヤミンの袋にはヨセフの銀の杯をわざと入れさせたのです。そして彼らが帰った後、家来は追いかけていって「銀の杯を盗んだものがいる」と引き止めました。どうしてそんなことをしたのでしょうか。

8月24日(月)創世四一6〜13

 兄弟の中にそんなことをした人はいません。ところが出てくるはずのない銀の杯が、よりによってお父さんの一番大事なベニヤミンの荷物から出てきたのです。みんなヨセフの家に引き返しました。どうしてこんなことが起こるのだろうと兄弟たちは不思議でした。ショックでした。

8月25日(火)創世四一14〜17

 お兄さんたちは何を言ってもベニヤミンがやっていないことは信じてもらえないと思いました。みんなでヨセフの奴隷になるつもりでした。けれどもヨセフはベニヤミンだけでいいと言うのです。お父さんとの約束はどうなってしまうのでしょう。

8月26日(水)創世四一18〜26

 昔ヨセフのことをエジプトに売ろうと言った兄ユダが言いました。「ヨセフさま、ベニヤミンは父の大切な息子です。あなたさまは、その子を連れて来なければあなたさまに会えないと言われました。でも父がずっと反対していたので、来ることができませんでした。」ユダは死を覚悟して話し続けました。

8月27日(木)創世四四27〜34

 父親のヤコブは、ベニヤミンまでいなくなってしまったら生きていけません。ユダはもうお父さんを悲しませないために、自分が代わりに罰を受けると言いました。昔ヨセフとお父さんを苦しませたユダが、今度は自分の命を捨てて弟とお父さんを守ろうとしました。もう昔のような意地悪なお兄さんではありませんでした。

8月28日(金)創世四五1〜8

 ヨセフは自分ことを兄弟たちに打ち明けました。ヨセフは言いました。「家族を救うために、神さまが私を先にここに送られたのです。」昔見たあの夢も、大変だったすべてのことも、神さまの救いの計画だったのです。

8月29日(土)創世四一43〜45

 ヨセフは家族みんなでエジプトで暮らそうと言いました。エジプトに来た理由を知ったヨセフに怒りや恨みはありません。長い間別れて苦しんだ兄弟が一つになりました。

 二学期が始まりますね。友だちとうまくいかないこともあるかもしれません。イエスさまがいつも助けてくださいますように。

8月30日(日)ルカ六27

 イエスさま、自分に意地悪をしてくるような嫌な人、苦手な人を愛したり、親切にしたりすることは難しいです。むしろ相手が困ったり、うまくいかなかったりすればいいのにと思うこともあります。どうしたらそうできるのか教えてください。

8月31日(月)ルカ六28

 自分に対してひどい言葉を言ったり、バカにしたりする人のことは、その人も同じような目にあって反省しますように、と祈りたいくらいです。でもイエスさまは反対のことを言われます。私たちはそれが辛いのを知っているから、その人がそんな目に会わないように祝福をお祈りしなさいと。

9月1日(火)ルカ六28

 イエスさまは十字架の上でイエスさまをバカにする人のために祈られました。「父よ、彼らをおゆるしください。」と。イエスさまはイエスさまを苦しめた人たちが、後で神さまに愛されていることを知ったら、自分が間違っていたとわかり、神さまにゆるされたいと思うようになることを知っておられました。

9月2日(水)ルカ六29〜30

 自分がだれかのせいで損をすることになることがあるかもしれません。でも損をしたくないからと自分が損をしないようにしようとしたことで、人が傷ついてしまうことがあるかもしれません。イエスさま、もし自分が損をしても、神さまが良いものをくださることを信じてお任せできますように。

9月3日(木)ルカ六31

 私たちがしてほしいことはなんでしょう。愛されたいですね。受け入れてほしいですね。イエスさま、あなたはどんな人も愛してくださいます。イエスさまが私を愛してくださっていることがいつもよくわかりますように。そして私を、人を愛する人にしてください。

9月4日(金)ルカ六32〜35

 だれかに親切にしたり、優しくしたりしても、その人は同じようにしてくれないかもしれません。「あんなにしてあげたのに」と思うかもしれません。でもイエスさまは、私たちに愛することをやめないでほしいと言われました。神さまが私たちを祝福してくださるからです。

9月5日(土)ルカ六35〜36

 私たちは自分勝手で頑固なところがいっぱいあります。でも神様は私たちを愛して見捨てないで、たくさんの良いものを与え続けています。それがどんなにすばらしいことか、知り続けられますように。

 人のことは気づきやすいです。でも自分のことは自分ではなかなか気づけないですね。

9月6日(日)ルカ六37

 私たちは何かあると、あの人が悪いと決めつけたり、うまくいかない人を見て「ちゃんとしていないからそうなるんだ」と思ったりすることがあります。自分のことは「これぐらいはいいか」と思うのに、人がしていると「いけないことをしている」とゆるせなくなります。

9月7日(月)ルカ六37

 どうやったら裁かないでいられるのでしょう。人のことをゆるせるようになるのでしょう。神さま、自分の力ではとてもできません。まずは、自分が人を裁いたり、あの人が悪いとすぐ人を悪く見たりすることに気づくことができますように。

9月8日(火)ルカ六38

 私たちにはほしいものがたくさんあります。物だけでなく、愛されたいし、やさしくされたいです。でもイエスさまは与える人になりなさいと言われました。だれかにやさしくすると、私の心がうれしくなります。だれかを大切すると心があたたかくなります。イエスさまは私たちにそうやってたくさん恵みをくださいます。

9月9日(水)ルカ六39〜40

 イエスさまは人をバカにしたり、見下したりしません。人々から嫌われている人とも友だちになってくださいます。そうやって冷たくなっていた心をあたたかく生き返らせてくださいます。私たちもイエスさまのように、人とあたたかい関係を持つことができますように。

9月10日(木)ルカ六41

 イエスさま、気に入らない人やうまくいかない人の悪いことばかり気になってしまいます。その人の気に入らないことばかりを数えてしまいます。どうぞその人の違うところが見えますように。全部ダメだと思わないで、良いことも見つけられますように。

9月11日(金)ルカ六42

 私たちはあの人に変わってほしいなと思うことがあります。でも、こう変えたほうがいいよと教えても、たぶん変わらないのです。だから言ったのに全然変わってないと思うかもしれません。でも私たちも同じです。人に言われてもなかなか自分では自分を変えられないのです。だから本当は人のことをとやかく言えないのです。

9月12日(土)ルカ六42

 イエスさま、私の心の目をよく見えるようにしてください。私の心の目に入っている大きなゴミを取り除いてください。そしてイエスさまのようにやさしい心の目で、おともだちのこと、家族のことを見ることができますように助けてください。

 だれかがかけてくれるやさしい言葉は心を元気にします。反対に冷たい言葉は心を落ち込ませますね。

9月13日(日)ルカ六43〜45

 私たちの心の中からどんなものが出てくるでしょう。心が 元気だと、人にやさしくできたり、うれしいことがあると、顔がニコニコしていたりします。でも不安な気持ちがあると、元気になれなかったり、不満があると文句ばかり出てきたりします。

9月14日(月)ルカ六43〜45

 ため息ばかりついている人がいたら、その人の心にはどんなことがあるのでしょうか。心配なことがあるのかもしれません。だれかの悪口ばかり言いうのは、ねたみや気に入らないことがあるからかもしれません。心の中にあるものは、気づかないうちに外に出てきます。

9月15日(火)ルカ六43〜45

  私たちは心の中にあるものが言葉になって出てきます。だから人を喜ばせることも傷つけてしまうこともあります。イエスさま、私の心をイエスさまの愛でいっぱいにしてください。そしてどんな言葉を言ったらいいか教えてください。

9月16日(水)ルカ六46〜49

 嵐や洪水に負けない強い家は、土台がしっかりしています。地面を深く掘って、固いところを土台にします。私たちの心の土台はどうしたら強くなるのでしょう。イエスさまにお祈りしながら、従うことに取り組むことです。イエスさまにしっかりとつながることになるからです。

9月17日(木)ルカ六46〜49

 イエスさまの言葉の通りにできないことがあります。愛せない人がいます。ゆるせない人がいます。すぐに怒ってしまいます。悪口も言いたくなります。でもイエスさまは、できないから「あなたはダメな人」とは言われません。自分ではできないのだから、私に頼っていいんだよとイエスさまは言われます。

9月18日(金)ルカ六46〜49

  イエスさまの言葉を聞いていると、自分の間違いに気づいて悔い改めることがあるでしょう。またゆるせない思いや誘惑とたたかうこともあるでしょう。だからお祈りしようと思うようになるのです。

9月19日(土)ルカ六42

 イエスさまの言葉に従うことは、取り組んでも時間がかかることもあります。だから今できているかいないかで、いいとか悪いとか決められません。大切なのは御言葉を思い出し、お祈りしながら取り組むのです。そうしていると、辛いことや悲しいことが起こって「もうダメだ」と思っても、イエスさまに助けていただこうとあきらめないでいけるのです。

 お祈りはだれでもどこにいてもしていいものです。神さまとしっかりとつながるすばらしい交わりです。

9月20日(日)ルカ十一1

 お祈りってどうしたらいいんだろう、なんてお祈りしたらいいのかわらかないと思ったことがありますか。そんな時はイエスさまが弟子たちに教えてくださったお祈りをお祈りしてみましょう。短いお祈りの中に私たちのお祈りしたいことが詰まっています。

9月21日(月)ルカ十一2

 お祈りを聞いてみると、はじめに「天のお父さま」「天の父なる神さま」と呼びかけています。神さまは私たちを造られた私たちを愛しておられる天のお父さんです。だから神さまは私たちが「父よ」と呼んでお祈りすることを待っておられ、喜んで祈りを聞いてくださいます。

9月22日(火)ルカ六2

  私たちはまず自分のしてほしいことをお祈りします。でもイエスさまの祈りは、神さまの名前が「聖とされますように」と神さまのことからお祈りします。神さまがすばらしくて、だれにとってもなくてはならないお方だと、私もみんなも知りますようにという祈りです。神さまをみんなが信じて頼りますようにという願いです。

9月23日(水)ルカ六2

「御国が来ますように」という次の願いも私のことではなく、神の国が来ますようにというお祈りです。神の国は神さまが王さまとして、世界をおさめる国です。そこは神さまの良いと思われることが行われます。それはだれにとっても一番良いことが行われるすばらしい国なのです。

9月24日(木)ルカ六3

 私たちには、ほしいものや必要なものがいろいろあります。もちろん「これを与えてください」とお祈りしてもいいのです。でも「日ごとの糧」の中には食べ物のことから、生活の必要なもの、また友だちとの関係のことや生きていくための必要がみんな入っています。それを神さまが惜しみなく与えてくださることを信じるお祈りです。

9月25日(金)ルカ六4

 私たちは罪を犯したり、だれかを傷つけたりすることがあります。だから罪を悔い改めることが必要です。そして悔い改める私たちを神さまはゆるしてくださいます。ゆるされるので、私たちもだれかをゆるす人にされていくのです。

9月26日(土)ルカ六1〜4

 このお祈りは、神さまが私たちといつも一緒にいてくださることがわかるようになるためのお祈りです。神さまが私の味方で一緒にいてくださるとわかれば、私たちは安心して生きられるからです。 

 何か悩んでいますか。私たちは小さなことでも不安になるし、大きなことに思い悩んでしまいますね。

9月27日(日)ルカ十二22〜23

 私たちは、人との関係で悩みます。だれかを怒らせたかも知れないとか、嫌われたかも知れないとか思うと不安になります。せっかく仲良くなれた友だちが自分から離れていってしまうことを想像するとこわくなります。心配しすぎてお腹が痛くなることもあります。そんな時どうしますか。

9月28日(月)ルカ十二24〜26

 悩んでいることは、いつも気になります。イエスさまは、その悩みばかり見るのをやめて空の鳥をみてご覧と言われました。人間のように畑で野菜を作ったり、ご飯を作ったりしません。神さまが用意してくださった虫や木の実などを食べて生きています。神さまが面倒見てくださっているのです。

9月29日(火)ルカ十二27〜28

 野に咲く花は仕事をしません。でも自然に生えてきてやがて散ってしまいますが、美しく咲くことをやめません。神さまが、人が手にいれられるどんな華やかな金銀の宝よりも、美しく咲かせてくださいます。

9月30日(水)ルカ十二27〜28

 私たちは将来のことや、失敗、うまくいかないことを恐れて悩みます。また人からどう見られているのか悩みます。でも鳥の世話をし、野の花を美しく咲かせる神さまは、私たち人間にはもっともっとよくしてくださいます。悩みで押しつぶされそうな時、神さまが私たちのことをよくしてくださると信じることができますように。

10月1日(木)ルカ十二29〜30

 私たちは心配や不安なことが少しでうまくいくように自分でがんばります。でも自分ではどうしようもないことがたくさんあります。神さま、自分でどうしようもないことは、私の必要を知っておられる神様に、お任せできますように。

10月2日(金)ルカ十二31〜32

  神さま、私が思う「こうなったらいいのにな」ということより、神さまが思う良いことがもっといいことを信じることができますように。神さまが私たちを愛してくださることがわかる神の国がもっともっと広がりますように。

10月3日(土)ルカ十二33〜34

 お金や財産がなくなると、生きていけるのか心配になります。でも減ってもなくなっても神さまがまた必要は与えてくださいます。神さまが満たしてくださることに信頼できますように。そして持っているものをだれかと分け合って、天に宝を積んで生きることができますように。