ロシア短期視察報告

宣教局主事(国外担当) 松沢 実喜男

 
 7月26~28日に、宣教局長の中道善次牧師と蘇基昊牧師(現地での会談の通訳者として)が、ロシア・ウラジオストクに短期視察に行かれました。河瀬愛子宣教師候補の働きを見、また今後のことを話し合うためです。ご存知ない方もいらっしゃるかも知れませんが、ロシアでは7月15日に伝道規制法が成立しました。これによって、教会の敷地以外でのいかなる建物においても、伝道活動が禁止されることになりました。昨今のテロへの対策が背景にあるとのことですが、宗教関係者の間には波紋が広がっております。
 
 私たちが、河瀬師を派遣している「インマヌエル教会」(現地教会の名称)は、現地法人格を取得しているため規制の対象とはならず、今後も問題なく宣教活動ができるとのことです。(本当に胸を撫でおろしました)。ただし今後、働きを続けるためには、新たな手続きが必要になるのだとか……。

 刻一刻と情勢が変わる海外で宣教師たちの安全が守られるように、引き続きお祈りくださいますと感謝です。

「門が開かれた!」

宣教局主事(国外担当) 松沢 実喜男

 いつも国外宣教のためにお祈りとご支援をいただき、まことにありがとうございます。引き続き、海外で労する「働き人たち」のために、お祈りくださいますと幸いです。とくにトラブルから守られ、また健康が守られるようにお祈りください。

 さて、海外に行くと、本当に日本の国が、時間に正確であるということがよくわかります。電車は正確に来るし、バスだってだいたい正確な時間に来ます。特別な理由がない限り、公共交通機関が、予定よりも一時間以上遅れるということはありません。そして、役所などでも同じことが言えます。日本では、必要とする書類は、決められた期間内に発行してもらえるのが普通です。

 しかし、このように日本で当たり前のようになされていることが、海外では決して当たり前になされることはありません。時々、(頻繁に?)約束していた日に、書類を受け取ることができません。書類の追加を急に求められたり、その時になって、書類の不備(名前のアルファベットの誤記など)を指摘されるということが起こります。ただこれは、文化の違いによるものですから、ある意味では仕方がないことです。これも海外生活の一部として受け入れ、待つしかないのです。このような時、クリスチャンである私たちは、神さまにお委ねして祈ることができることは、何と幸いなことでしょうか。

 お祈りいただいておりました河瀬愛子宣教師候補の長期ビザ受給も、当初の6月発行が延期され、7月も当日になって書類の不備を指摘されるということがありました。けれども見事に、7月7日、3年の宗教ビザを取ることができました。感謝です。

 海外で働く者にとって、ビザの受給はいつも大きな課題です。ここ数年はとくに、多くの宣教団体が長期ビザ取得の問題でロシアから撤退している状況でしたので、これはまさに、神さまが「信仰の門を……開いてくださった」ような出来事だと思っております。どうぞ河瀬師の働きのために、引き続きお祈りください。

(「りばいばる」誌 2016年8月)