宣教局-国内宣教

国内宣教

兼牧の実情と「兼牧の支援」に関して

       宣教局長 中西 雅裕

 宣教局では、実のある、そして実情にあった支援をするために、実際行われている兼牧の状況を分析し、「兼牧の支援」の方向性を検討してみました。

1.兼牧は牧師の働きに負う面が多い

 18組以上の兼牧の状況を分析したところ、牧師あるいは牧師夫妻の礼拝や祈祷会の説教応援が中心となっています。そのため時間の遣り繰りが課題となり、移動時間も含めて先生方はかなり忙しくなっています。複数教会からの謝儀によって経済的に助かっている例もあります。説教は牧会も関わってくるものであって、御言葉を語るだけでなく、十分な時間をとって話す・聞くなどの牧会面での配慮も不可欠です。役員会出席・教会総会の出席などが求められ、教会員や求道者の訪問までは手が回りにくいのが実情です。

2.信徒の協力の必要性

 説教に行く牧師と共に信徒の方々が礼拝に出席したり、兼牧の教会間の信徒同志の交わりがある例もありますが、これは現状ではまだ少数です。勧士の方々の協力もありますが、牧師中心という教会形成の姿勢が兼牧の現場にも出ているように思えます。牧師には、信徒の方々に兼牧する教会の情報をもっと流し、祈ってもらい、共に負ってもらう意識が必要です。信徒の方々の兼牧支援として、兼牧教会への集会出席、トラクト・教会案内配布等の伝道応援が生まれてくればと願います。

3.兼牧の経済面での実情

 説教者の謝礼や交通費は、兼牧の一方の教会、或いは牧師の持ち出しが多いように思われます。応援伝道・活動のための信徒の方々の交通費や、説教者への謝礼を支援出来ればと考えます。

4.長期的展望の必要性

 信徒の方々の集会参加の応援や相互教会の信徒間の交わりが広がっていくことは、今後の統合開拓という長期的な展望を考える上で必要不可欠なことです。今の兼牧が将来生きたものとなるように、長期的に考えていく必要があります。

 以上の分析結果から、全国の兼牧をされている先生方や、教会の応援のための経済的「兼牧の支援」は、まずは信徒の方々の兼牧支援を促すことを主な目的とした交通費援助といたします。

 宣教局の「兼牧の支援」は以下の通りです。①申請先を宣教局長とします。②1件あたりの支援額の上限を15万円とします。③交通費援助、兼牧教会間の信徒の交流費援助、機材購人(通信機器、車両等)援助など色々な支援を行います。④申請にあたり根拠となる資料を提出していただきます。

 兼牧が生きたものとなるように、先生方、教会の助けになるようにと願っています。ぜひ「兼牧の支援」をお用い下さい。詳細は宣教局にお問い合わせ下さい。



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