「共に」力を合わせて 教団委員長 中西雅裕  十字架のもとに、力を持ち寄ると書く「協」の字。協力の「協」。この夏、台湾で世界ホーリネス教会連盟(WH連)女性教職・信徒大会、第4回青年大会が同時期に持たれました。台湾、韓国、日本のホーリネス教会の仲間達が集まり、それぞれが置かれているこのアジアでの宣教について考え、祈り合いました。  青年大会は、前回は3年前に日本で持たれ、良き交わりの時を持ちました。互いの国に行く中で、よりお互いを理解し合うことが出来ることを感じます。言葉の壁もありますが、それぞれの国に使命が与えられ奉仕しておられる宣教師の先生方が通訳の労をとってくださいました。また、 青年たちはできるだけお互いの言葉を覚えようと頑張っていました。互いのことを知るには救いの証しを聞くことが一番と、英語での証しを携えて参加し、と。理解し合うための努力も背後にあっての集会でした。  国民性、言葉、環境など違いが多くある中で、それぞれが十字架のもとに集まり主を仰ぎ見る時に、真の協力が為されていくことを覚えました。  「ともに支えあい ともに助けあう イエスの愛で ともに祈りあい ともに笑いあう イエスの愛の中」青年たちが口ずさむ賛美の歌詞に、心揺さぶられる思いがしました。 (「りばいばる」9月号より)